勤務先調査の重要ポイント

勤務先を知る理由は様々に存在します。 ポピュラーなケースとしては訴訟の相手であり、給与等の差し押さえに必要な情報として調査するケースや、過去に婚姻していた相手が養育費を支払わないので現在の勤務先を調べたい等が需要の多い理由と言えます。このようなニーズがあり、探偵や興信所・調査会社は勤務先調査を実施するのですが、調査手法はいくつか存在します。

まず、代表的で利用者が最も多い勤務先調査の手法は「現住所から勤務先を尾行」する手法と言えます。 一般的な会社員である職業に以前も従事していた経緯などがある人物が調査対象者である場合には適した勤務先調査の手法と言えます。 調査に必要となる費用面も数時間の実働料金で済むことから安心して調査依頼できる手法となっています。

仮に朝7時30分から調査を開始して9時前に勤務先に出勤したと仮定しても実働時間は1時間30分となります。 もしもっと遅い10時出勤やそれ以降であったとしても、概ね3~4時間で終わらせることができるでしょう。

時間料金で勤務先調査を請け負う探偵や興信所を利用できれば低料金で調査結果が期待できるのです。 全ての案件がこのようにスムーズに調査結果が得られるとは限りません。 不規則な勤務形態の人物が調査対象であったケースでは「想定の時間枠内に出勤することはない」と言えます。 このような調査対象者を時間料金で長時間にわたり勤務先調査を実施してしまうとご依頼者の想定を超える費用負担となってしまうのです。

通常の会社員と異なる時間帯で勤務していることが想定にある人物が調査対象であるケースに適した勤務先調査の手法は「データ調査から勤務先を確認する手法」と言えます。

早朝や深夜に出勤帰宅する人物が調査対象であるケースでは出勤時間を想定することが非常に困難になります。 そのため、尾行により実働する勤務先調査の手法は適していないと判断できます。 調査対象について知っている情報を基にデータ調査を実施することが適していることは当然なのですが、データ調査にはリスクが存在するため「依頼者の理解」が必要となる勤務先調査となってしまうのです。

なぜ理解が必要かご説明しますと、結果が判明しない条件があり、その条件に納得して頂いたご依頼者様のみ実施される調査がデータ調査と言えます。 それではどのような条件が勤務先が判明しないかと言いますと「アルバイトや水商売」や「日雇いの労働者」等が勤務先である人物はデータ上に登録されていない状況であり、勤務先である店舗や労働場所に変更等が日常的である人物はデータからの勤務先調査は困難となります。 加えて、派遣会社などに登録して派遣先で勤務されている人物も正確な勤務先の判明が困難となってしまうのです。 このような条件をご理解いただき結果が判明しないリスクを承知していただいた上で実施される調査がデータによる勤務先なのです。

勤務先が判明しない可能性がある

勤務先調査を実施されることをお考えの方には、前述の条件を理解した上で調査を実施されることが望ましいと言えます。 もし、調査を実施する際に上記リスクの説明が無い探偵業者と調査委任契約を結んでしまったならば「勤務先が判明しない」状況でも「調査費用負担が発生する手法」との説明がなかったこととなります。 このような状況は高確率で「探偵業者とトラブルに発展」することが想定され充分に注意が必要と言えるのです。

基本的な事を申し上げますが、調査対象者が「長期療養中」や「健康状態を損ない自宅療養中」等の状況下で在宅確認や外出等の動静が確認できないケースも存在することを理解しなければならない調査とも言えるのです。 他にも住所地に居住していない理由としては「別居中で他所に居住」や「長期出張」等も勤務先が判明しない理由と言えます。

多くの調査案件では調査結果は判明しますが、調査結果が確約できない状況も存在するのでご依頼者様の理解が必要となる調査項目とも言えるのです。

調査依頼先の説明を理解した上で調査に着手されることが望ましいと言えるでしょう。 ご依頼者様の理解が無い状況下での探偵との調査委任契約は避けるべきなのです。

そうでなければ探偵業者と御依頼者様との間でトラブルが発生してしまうことになります。 実際のトラブルに加え、新たなトラブルが生まれることになりかねません。 これは御依頼者にとっては最悪の状況です。